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ニュージーランド選手の“スポブラ”が話題 実は高性能のウェアラブルセンサー

[ 2021年7月31日 21:14 ]

東京五輪第9日 サッカー男子準々決勝   ニュージーランド0―0(PK2―4)日本 ( 2021年7月31日    カシマ )

PK戦に臨むニュージーランドの選手達(AP)
Photo By AP

 東京五輪男子サッカーは31日、各地で決勝トーナメント準々決勝が行われ、U―24日本代表はカシマスタジアムでU―24ニュージーランド代表と対戦。0―0のまま突入したPK戦を4―2で制し、12年ロンドン大会以来となる2大会ぶりの4強入りを果たした。

 この試合を見ていた視聴者からは、ニュージーランドの選手のウェアについて「なんでスポブラ?」「インナーがスポブラみたい」「スポブラしか目いかんかった」「黒いスポブラみたいなのは、あれ何なんだろう?」などの声が多く上がった。

 実はこれ、オーストラリアの「カタパルト」社のデジタルブラジャーで、GPSなどが仕込まれているウェアラブルセンサーなのだ。

 装着することによって、「走行距離」「走行スピード」「加速・減速」など試合中の動きを検出することができる優れモノで、FIFAでは15年から使用が認められている。今回、ニュージーランドのユニホームが白だったことから透けて見えて話題となったが、クラブチームでもバイエルン・ミュンヘン、レアル・マドリード、日本でもJリーグの多くのチームが採用。今では卓球、バスケットなどほかの競技でも使用されている。

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