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麻也 PK戦はGK谷に感謝「一本外していいって気持ちで蹴れた」 4強もメダル逃したロンドンの雪辱誓う

[ 2021年7月31日 21:37 ]

東京五輪第9日 サッカー男子準々決勝   日本0―0(PK4―2)ニュージーランド ( 2021年7月31日    カシマ )

<日本・ニュージーランド>PK戦、4人目の吉田がゴール左に決めて日本が死闘を制した(AP)
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 東京五輪男子サッカーは31日、各地で決勝トーナメント準々決勝が行われ、U―24日本代表はカシマスタジアムでU―24ニュージーランド代表と対戦。0―0で突入したPK戦を4―2で制し、12年ロンドン大会以来となる2大会ぶりの4強入り。PK戦では4人目のキッカーとして勝利を決めるゴールを決めた主将のDF吉田麻也(サンプドリア)は「晃生(GK谷)が止めてくれたんで、正直一本外してもいいかな(笑い)ていう気持ちで蹴りました」と喜んだ。

 吉田は試合後「相手がニュージーランドに決まって普通にやれば勝てるっていう(世間の)雰囲気を危惧していたので、そこだけ気を緩めないように気をつけて、僕たち選手はタフな試合になると想像してましたし、気持ちの準備はしていたのでよく後ろが耐えたなと思います」とコメント。

 中2日の過密日程が続くなか、これで全4試合フル出場となるが「(コンディションは)上がってきました。これからあと2試合頑張ります」と頼もしく宣言した。

 ロンドン五輪では4強入りを果たすも準決勝と3位決定戦で敗れメダルを逃した吉田は「ロンドン五輪の時もメキシコとのテストマッチで勝って、このタイミング(準決勝)で負けたので、そんな思いはもうしたくないですし、その経験を伝えるのが僕の役目だと思っているので、もう一回チームをプッシュできるように気を引き締めてやっていきたいなと思います」と自身の苦い経験をもとに準決勝のスペイン戦へ向け意気込んでいた。

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