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JFA田嶋会長も無観客五輪に言及「(有観客は)世界中の全ての選手たちの願いだと思う」

[ 2021年7月17日 23:36 ]

東京五輪男子サッカー代表国際親善試合   日本1―1スペイン ( 2021年7月17日    ノエスタ )

<U24日本・U24スペイン>前半、懸命のディフェンスを見せる堂安(右)と吉田(左)(撮影・北條 貴史)
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 日本協会の田嶋会長が17日のU―24スペイン代表戦後、無観客開催が決まった東京五輪での「無観客開催」について言及。「有観客」への再検討を切に願ったDF吉田の思いを後押しした。

 以下、コメント。

 「今日の試合に5000人近くの方に来場いただき、ファン・サポーターの方たちの応援はスポーツの価値を高めるために必要不可欠なものだとあらためて実感した。吉田キャプテンも話したとおり、できることならば観客の前でプレーしたいということはサッカーだけでなく、全ての選手の切なる気持ちではないかと思っている。新型コロナウイルスの感染状況をもとに、5者協議で様々な議論が行われたうえでの苦渋の決断だったかもしれないが、1年間にわたってJリーグやプロ野球などでも様々なことをテストしてきて、感染対策もしっかりと実行できることが分かっている。誤解を恐れずに言えば、それぞれの競技が開催される地元の方のみに限定する、収容人数の10%とする、競技場近くの子供たちだけに限定するなどによって、感染拡大防止のための人流抑制も同時にできるのではないか。人生の全てを捧げてきたものを観客の前で披露したいというのが、競技にかかわらず世界中の全ての選手たちの願いだと思う」

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2021年7月17日のニュース