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U24日本代表 MF堂安が4戦連発!五輪金メダル候補スペインと“価値ある”ドロー 

[ 2021年7月17日 21:15 ]

東京五輪男子サッカー代表国際親善試合   日本1―1スペイン ( 2021年7月17日    ノエスタ )

<U24日本・U24スペイン>前半、先制ゴールを決めて久保(7番)と抱き合う堂安(撮影・北條 貴史)
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 東京五輪男子サッカーのU―24日本代表は17日、ノエビアスタジアム神戸で本番前最後の強化試合となるU―24スペイン五輪代表と対戦し、1―1の引き分け。前半42分にMF堂安律(23=PSV)がMF久保建英(20=Rマドリード)のアシストから4試合連続ゴールとなる先制弾を決めるなど活躍。“控え組”中心となった後半に同点に追いつかれるも、金メダル最有力候補相手に“価値ある”ドローとなった。

 試合は前半から押し込まれる展開となるも、同42分に待望の先制点。MF久保が相手DFと競り合いながら左サイドを突破。深い位置からマイナス方向へグラウンダーのパスを蹴ると、中央に走り込んだMF堂安が左足一閃。強烈なシュートをゴール左上隅に突き刺し、スペインA代表正守護神としても欧州選手権4強に貢献したGKウナイ・シモン(ビルバオ)からゴールを奪った。

 1―0とリードし前半を終えた日本は後半頭から一気に7枚替え。DF吉田、DF冨安、DF酒井、MF遠藤ら主力を下げ、DF橋岡、DF町田、DF瀬古、GK大迫などを投入。先制点を決めた堂安も交代させるなど、森保監督は思い切った采配を見せた。

 前半から一転“控え組”中心のメンバー構成とながらチーム一丸、スペインの猛攻をしのぐも後半34分に失点。今夏の欧州選手権ベストイレブンにも輝いた途中出場の18歳MFペドリ(バルセロナ)のスルーパスから右サイドの裏を取られ、DFミランダ(ベティス)からクロスをFWプアド(エスパニョール)に決められた。

 それでも本番を見据えた一戦でV候補相手に収穫あるドロー。五輪1次リーグで対戦するU―24フランス代表、U―24メキシコ代表といった強豪相手に劣勢の展開でも十分に戦えるということを証明する絶好のシミュレーションになった。

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