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元横浜・柳想鉄氏 すい臓がんで死去、49歳 02年W杯で韓国代表をベスト4に導く

[ 2021年6月7日 22:05 ]

20年2月、ユニホームを手にサポーターに感謝する元横浜の柳想鉄氏
Photo By スポニチ

 Jリーグの横浜、柏などでプレーした元韓国代表MFの柳想鉄(ユ・サンチョル)氏が7日、すい臓がんのためソウル市内の病院で死去したことが分かった。韓国サッカー協会が発表した。49歳だった。

 柳氏は現役時代、99年に横浜に入団し、01年に柏へ移籍。03年に再び横浜に加入し、同年の完全優勝に貢献した。韓国代表としても98年、02年の日韓W杯では韓国代表をベスト4へ導く活躍を見せ、05年限りで現役引退。19年5月に仁川の監督に就任したが、シーズン途中の同年11月にステージ4のすい臓がんを患っていることを公表。シーズン最後まで指揮を執り、1部残留を決めた後に退任した。20年のJリーグ開幕戦では横浜の試合に来場し、ファンに復活を誓っていた。

 韓国代表として122試合に出場し18得点。韓国のKリーグでは135試合に出場し37得点、J1ではリーグ戦113試合に出場し44得点をマークした。

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