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最終予選前のW杯予選で9年ぶり失点、ミス多い内容に森保監督「私に原因がある」

[ 2021年6月7日 22:24 ]

W杯アジア2次予選   日本4―1タジキスタン ( 2021年6月7日    パナスタ )

<日本・タジキスタン>後半、守田がファウルを受け大きく手を広げる森保監督(撮影・篠原岳夫)
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 森保ジャパンが2次予選で初めての失点を喫した。前半9分、左サイドからのクロスを頭で合わせられる。急造のDFラインはマークもずれ、簡単にゴールを割られた。日本代表が最終予選前のW杯予選で失点するのは、12年2月の同3次予選ウズベキスタン戦(0―1)以来約9年ぶりの屈辱となった。

 森保監督は「私に原因がある。選手をたくさん代えたから。誰が出ても連携出来るのが理想だが、相手の強度もあり、全体練習が1度だけでパーフェクトは難しかった」と話した。最終ラインはOA枠の吉田、酒井、五輪世代の冨安を欠いた。「底上げ」「新戦力の台頭」を掲げた一戦も序盤に失点し、課題を残した。

 結果は4―1。メンバーを大幅に入れ替えながらも、2次予選の全勝はキープした。森保監督は「無失点で終え、全勝が理想だったが、経験値としては悪くない失点だった。戦っていればあり得る。失点後にどう反発力を出せるか、もう1回戦い戦い続けることが確認できた。失点は嬉しくないが、経験値としては悪くない」と前を向いた。

 11日にはストイコビッチ監督率いるセルビア代表と親善試合、15日には同2次予選キルギス戦が待つ。今月も残り2試合。9月開幕予定の最終予選に向けて個の力、チーム力を高めていく。

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2021年6月7日のニュース