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MF川辺「GKが繋いでくるなと」読みピタリ代表初ゴール!激戦区ボランチで“結果”

[ 2021年6月7日 22:33 ]

W杯アジア2次予選   日本4ー1タジキスタン ( 2021年6月7日    パナスタ )

<日本・タジキスタン>後半26分、ゴールを決めた川辺(撮影・篠原岳夫)
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 国際Aマッチ初スタメンのMF川辺駿(25=広島)が嬉しい代表初得点を挙げた。2点リードの後半26分、相手GKから味方へのパスコースを読み切ってボールカット。そのまま無人のゴールへ流し込んだ。

 「前半に似たようなシーンがあって、GKが繋いでくるなと思ったので、奪えればいいなと思った。自分の右と左に(相手選手が)2枚いた。駆け引きしながら奪えることができ、思い切って前にいけた。駆け引きだったり狙いという部分では非常に良かった」

 15年に当時の名波浩監督期からのラブコールを受けて期限付き移籍した磐田では、守備意識を改善。「ウイークポイントをストロングポイントに変えられた」という“武器”が国際舞台でも光った。

 初スタメンで序盤は緊張感も見えたが、「徐々に自分のプレーを出せた」という手応えが残った。「同じポジションの選手を見ても、毎試合自分が結果を出さないと、このチームに呼ばれることはない。そういう意味でも数字は必要だった」。

 見事に結果は残したが、ボランチの層は厚く、決して満足感はない。残る11日の国際親善試合セルビア戦、15日のW杯アジア2次予選キルギス戦に向け、「毎試合毎試合結果を出していかないと」とアピールし続ける覚悟を口にした。

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2021年6月7日のニュース