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日本代表 W杯2次予選7戦全勝!初失点も、南野W杯予選7戦連発など4発快勝

[ 2021年6月7日 21:18 ]

<日本・タジキスタン>前半、ゴールを決めた南野(左)(右は古橋)(撮影・坂田 高浩)
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 男子サッカー日本代表は7日、大阪のパナソニックスタジアム吹田で22年ワールドカップ(W杯)カタール大会アジア2次予選でタジキスタンと対戦し、4―1で快勝して7戦全勝。すでにF組1位で最終予選進出を決めている日本は同予選初の失点を喫したが、国際Aマッチ初先発を飾ったMF古橋亨梧(26=神戸)、W杯予選7試合連続得点となったMF南野拓実(26=サウサンプトン)の興国高(大阪)の同級生コンビの活躍などで粘るタジキスタンを振り切った。同2位のタジキスタンは3勝3敗1分けとなり勝ち点10は変わらず。

 日本はOA枠を含む五輪世代の主力はU―24代表に合流しており、3日に行われたU―24代表との「兄弟対決」から先発を8人入れ替え、国内組7人がスタメンに名を連ねた。2次予選で2試合連続ハットトリックのFW大迫は左足内転筋を痛め欠場した。

 前半6分、この日初先発となったFW古橋がいきなり口火弾。浅野のシュートのこぼれ球を拾って左足でシュートを放ち、ゴールネットを揺らした。

 同9分にはMFパンシャンベのヘディングシュートで得点を許し、2次予選7試合目で初の失点を喫し、試合を振り出しに戻された。GK権田は歴代最長となる出場9試合連続無失点だったが、10試合目で途切れた。

 だが、前半40分、MF南野が右サイドからの古橋のクロスに走り込み、左足で合わせて勝ち越し点をマークした。これで南野は自らの記録を更新する、W杯予選での開幕7試合連続ゴール。W杯予選7試合連続得点も歴代最長で、本田が16年に残した、W杯予選出場7戦連発という記録にも並んだ。

 2―1で折り返した日本は後半、MF原口とMF南野を下げMF鎌田と、初出場となるMF坂元を投入。同6分にはDF山根の右サイドからのグラウンダーのクロスにMF橋本が合わせ、ゴール左へ代表初ゴールを決めると、同26分にはMF川辺も代表初ゴール。相手GKから味方へのパスコースを読み切ってカット。そのまま無人のゴールへ流し込み、4―1と突き放した。

 日本は15日にキルギスと最終戦(パナスタ)を行なう予定となっている。

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