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ゴン超え!浦和FW興梠が歴代単独3位の通算158点目「次は佐藤寿人さんの161点かな」

[ 2021年5月26日 22:43 ]

明治安田生命J1第16節   浦和2ー2広島 ( 2021年5月26日    Eスタ )

浦和のFW興梠
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 「ゴン超え」を達成した!浦和のFW興梠慎三(34)が26日のアウェー広島戦で待望の今季初ゴールを決めた。後半34分から途中出場すると同39分、エリア内で相手DFのハンドを誘い、PKをゲット。そのままキッカーを務め、相手GKの逆を突き、右足で冷静に決めた。J1通算158点目は、中山雅史(現J2磐田コーチ)を抜き、歴代単独3位に浮上した。

 「レジェンドの人達と肩を並べられる記録を出したことは嬉しく思う。ただ上には上がいる。次は佐藤寿人さんの161点かな?今年、抜けたらいいなと思います。あとは毎年言ってますが、チーム、個人でもタイトルが欲しい!」

 昨年12月の札幌戦で右腓(ひ)骨筋腱脱きゅう、同21日には初めて手術も経験した。全治3カ月の診断を大幅に上回る驚異的な回復スピードで2月中旬にはピッチで練習再開。リーグ戦はこの試合が出場10戦目(先発は1試合のみ)で、ようやくネットを揺らした。「ケガは問題ない。徐々にコンディションも上がって来ている」と話した。

 FWでは4月に加入した助っ人FWユンカーがJ1デビューから4戦連発と飛ぶ鳥を落とす勢い。昨季まで前人未踏の9年連続2桁得点を達成して来たエースの復活は新生レッズの逆襲をさらに加速させるはずだ。広島戦では2度のリードを追いつかれ、土壇場でドロー。それでも興梠は「良い試合と悪い試合の差が激しい。その差をなくしたい。まだまだ、もっと良くなる」と前を向いた。

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