清水が10戦ぶり勝ち点3　FC東京に3発快勝　ロティーナ監督「自信をもたらしてくれる」

明治安田生命J1第16節   清水3―0FC東京 （ 2021年5月26日    アイスタ ）

＜清水・FC東京＞後半、清水・片山（右）はゴールを決める（撮影・西尾　大助）
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　清水がホームでFC東京を3―0と下し、長い未勝利のトンネルを抜け出した。実に約2カ月ぶりの勝ち点3は第6節の柏戦以来10試合ぶり。ロティーナ監督は「勝ててなかったホームでとても良い勝利。素晴らしい働きをした選手たちにおめでとうと言いたい。この勝利がチームに自信をもたらしてくれる」と待ちに待ったリーグ本拠初勝利を素直に喜んだ。

　サポーターの前でゴールラッシュが止まらない。前半14分、敵陣のボックス手前でDFエウシーニョが相手DFを1枚はがし右足ミドル。GKが弾いたこぼれ球を2試合ぶりの先発となったFWサンタナが左足で冷静にゴール右へ流し込んだ。同アディショナルタイム、左CKからDFヴァウドが今季初得点の追加点。後半4分には右CKをDF片山が右足ダイレクトボレーで合わせ、ダメ押しの移籍後初ゴールをねじ込んだ。「セットプレーで2点取れたことは凄く大きかった。全てがうまくいった試合」とロティーナ監督。シュート数も14本と圧倒した攻撃陣が今季リーグ最多タイの3得点でチームを15位に押し上げた。

　守備陣も第10節のG大阪戦以来となる今季3度目の無失点。課題となっていたセットプレーを計18本浴びながら、最後までゴールを割らせなかった。