浦和移籍が決定的なDF酒井宏樹「全てがベストなタイミング」OA枠での五輪には「素晴らしい大会に！」

＜日本代表練習＞シュート練習をする酒井（撮影・篠原岳夫）
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　浦和への移籍が決定的となっている日本代表のDF酒井宏樹（31）が26日、W杯予選ミャンマー戦、OA枠で招集されたU―24日本代表に向け、オンライン取材に応じた。既に5年間プレーしたフランスの名門マルセイユからの退団を自身のSNSで表明。決断の心境を語った。

　「素晴らしい5年間でしたし、全く悔いはない。自分の意思で決めたこと。これが自分に合っている、間違いない選択だと思っている。全てがベストなタイミング。この移籍が正しいものだったというのは自分にしか、証明できない。これまで以上に結果を残し続けたい」。

　日本代表として28日にはW杯予選ミャンマー戦を戦い、その後はOA枠としてU―24日本代表に合流する。OA枠選出には「ビックリしました。想像もしていなかった」と笑顔も見せた酒井だが、東京五輪1次リーグの組合せには早くも武者震いを見せる。

　「フランスと同じ組というのは巡り合わせ、持ってるなと。楽しめるようにしっかり準備したい」。前回出場した12年ロンドン大会では4位も初戦スペイン戦で負傷し、思うように貢献できなかった。「チームに迷惑をかけた。今回は素晴らしい大会にしたい」と意気込んでいた。