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森保監督、五輪OA枠「絞り込み終わっている」 有力候補は吉田麻也、遠藤航、酒井宏樹

[ 2021年5月19日 05:30 ]

男子サッカー日本代表の森保一監督
Photo By スポニチ

 A代表と東京五輪代表を率いる森保一監督(52)が18日にオンライン取材に応じ、東京五輪のオーバーエージ(OA)枠について、希望通りの人選に見通しがついたことを明らかにした。「絞り込みは既に終わっている」とし、所属クラブとの交渉も「今のところ順調に来ている。6月の活動や五輪本大会に向けて招集可能だと考えています」と明言した。

 有力候補はDF吉田麻也、MF遠藤航、そして今夏の浦和移籍が大筋合意しているDF酒井宏樹。FW大迫勇也も有力だったが、1次リーグの組み合わせ決定を受け、守備的な3人が有力になったという。16日にはドイツ紙が遠藤の五輪出場をシュツットガルトが容認する姿勢を示したと報道。五輪はクラブに派遣義務がないため過去に招集不可となった例もあったが、指揮官は「今回は早い段階から選手やクラブと調整をしてもらえているので順調に来ている」と話した。

 内定者は来月5日のガーナ戦から合流する見込みで、日本がOA枠を初使用した00年シドニー以来、最も早い時期の合流となる。A代表でも柱の3人が加わることで、金メダルへ近づく“最強布陣”が見えてきた。

 《来月ガーナ戦 仮想・南アへ「いい準備に」》U―24代表の来月5日の親善試合の相手がガーナに決まったことを受け、森保監督は「五輪の初戦に向けていい準備になる」と喜んだ。

 ガーナはアフリカ予選の3位決定戦で敗れ、あと一歩で五輪出場を逃したが、地力は十分。本大会初戦の“仮想・南アフリカ”にはうってつけの相手となる。「アフリカ特有の非常に高い身体能力があり、戦術的にもしっかり戦えるチーム」と期待した。

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2021年5月19日のニュース