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札幌ドーム天然芝に動作トラブル ピッチ90度回転した状態で開催へ 19日ルヴァン杯「札幌―鹿島」

[ 2021年5月19日 14:05 ]

札幌ドーム
Photo By スポニチ

 J1札幌と札幌ドームは、19日午後7時キックオフのルヴァン杯・札幌対鹿島の会場となる札幌ドームの移動式天然芝「ホヴァリングステージ」に動作トラブルがあり、サッカーピッチが通常とは異なる角度(90度反時計回りに回転した状態)で試合を開催すると発表した。

 札幌ドームはプロ野球・日本ハムの本拠地でもあり、16日まで日本ハム戦が開催されていた。札幌ドームの発表によれば、18日にサッカー会場に転換する作業を行った際、野球開催時は屋外にあるホヴァリングステージが作動できない状態になったという。一時復旧し、予定より大幅に遅れた19日午前1時30分頃に屋内への搬入は完了したものの、90度旋回して本来の位置にする作業の際に給電設備の不具合が発生した。不具合の原因、復旧時期などを調査しているという。

 観客は購入した座席からピッチの見え方が90度変わることから、チケット代金は全席払戻しとなる。札幌ドームはウェブサイトに「ご来場を予定しているお客さま、また主催者であります株式会社コンサドーレさまをはじめ、関係の皆さまには多大なご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません」とするおわびを掲載した。

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2021年5月19日のニュース