徳島、J2初優勝！福岡との直接対決黒星も得失点差で上回る　天皇杯切符もゲット

明治安田生命J2最終節   福岡1―0徳島 （ 2020年12月20日    ベススタ ）

＜J2、福岡・徳島＞J2優勝を決め喜ぶ、徳島の選手たち（撮影・中村　達也）
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　明治安田生命J2最終節が20日に行われ、すでにJ1昇格を決めている勝ち点84の首位・徳島と勝ち点81の2位・福岡が対戦。福岡が1―0で勝利し勝ち点で並んだものの、徳島が得失点差で上回って初優勝を果たした。

　今季の徳島は就任4年目のリカルド・ロドリゲス監督（46）のもと、一年を通して安定した戦いぶりを披露。主将のMF岩尾憲（32）と地元出身のMF小西雄大（22）の両ボランチを中心としたパスワークで試合を支配し、着実に勝ち点を積み重ねた。

　昇格に王手をかけてから2試合足踏みが続いたが、前節の大宮戦で勝利し、7年ぶりのJ1昇格が決定。優勝争いは福岡との直接対決にもつれ込んだが、最後はリーグトップの得失点差で上回った。

　全42試合で一度も連敗を喫することなく、新型コロナ禍に揺れた異例のシーズンを制した徳島。J2優勝チームに与えられる天皇杯の出場権も獲得した。23日の準々決勝から登場し、Honda　FC―筑波大戦の勝者と対戦する。