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大幅赤字の東京V・羽生社長が涙のスピーチ…経営再建へ“株主一丸”訴える

[ 2020年12月20日 17:35 ]

明治安田生命J2第42節   東京V0―1水戸 ( 2020年12月20日    味スタ )

東京V・羽生英之社長
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 J2東京Vの羽生英之社長(56)が味スタで行われた今季最終戦の水戸戦後、シーズン終了のあいさつを行い、サポーターに向けて涙ながらにチームの窮状を訴えた。

 「今まで経験したことがない1年間を過ごし、その中でクラブは大きな痛手を受けた。私が社長の座を降りることにまったくちゅうちょはないが、このクラブの未来がいい方向に向かっていくという確信がないとこの座を次の方に渡せない」と、クラブが厳しい状況にあることを明かした。

 今期と来期で約10億円の赤字が予想されていることから、羽生社長ら現経営陣が退陣して、有力株主のゼビオグループの主導で再建を目指そうとしているが、株主間のコミュニケーションができず、スムーズにいっていない。「ヴェルディは誰のものなのでしょうか」と株主が一丸となって早期再建を目指すように訴えた。

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2020年12月20日のニュース