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120円Jリーガー・安彦考真が格闘家転身 大みそかRIZIN出場目指す

[ 2020年12月20日 16:51 ]

 年俸120円のJリーガー、J3のYS横浜のFW安彦考真(42)が今季限りで現役引退、格闘家に転身することを明らかにした。今季最終戦の藤枝戦後にオンラインで会見し、「ここがゴールではない。次のステップの始まり。格闘家を目指して挑戦者として目指したい」と表明。12月31日にさいたまスーパーアリーナで行われるRIZINの出場を目指すという。

 安彦は高校卒業後ブラジルへ渡り、グレミオ・マリンガと契約したが前十字靱帯(じんたい)断裂の大ケガをしてデビューできずに帰国、大宮の通訳や高校の指導者を務めた。しかしJリーガーの夢をあきらめられずに、トレーニングを再開し、18年3月にJ2水戸にテスト入団。出場機会は得られなかったが、翌年YS横浜に移籍して同年3月10日の鳥取戦でJリーグ初出場。41歳1カ月9日でJリーグデビューを果たした。今季も契約したが、更改時に「今季で引退」を表明。この日は今季5試合目で初めてスタメンで出場したが、得点は挙げられなかった。

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2020年12月20日のニュース