MF鈴木冬一　スイス移籍で飛躍を「クロスやゴールに関わるプレーを増やしたい」

オンライン会見で抱負を語る鈴木
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　J1湘南は20日、スイス1部ローザンヌへ完全移籍するMF鈴木冬一（20）の記者会見をオンラインで開催した。

　　
　鈴木は2年間を過ごした湘南でのサッカーを通じた出会いに感謝し、「海外には小さいころから行きたいと思っていた。そういう話があるなら挑戦したいと、ずっと思っていた。クラブもOKを出してくれたので、背中を押してくれたということで移籍をしようと決断に至った」と明かした。

　持ち味は「左足の技術」。「クロスやゴールに関わるプレーを、今まで以上によりゴール前で増やしていきたい」と海外での飛躍を描く。ローザンヌの印象は「シンプルでかつダイナミック。海外のチーム特有の、縦に推進力がある選手が多い」とし、「その中で僕が攻撃にアクセントを付けたらもっと面白くなるんじゃないか」とイメージをふくらませた。

　両側慢性扁桃腺炎により11月5日に口蓋扁桃摘出術を受けたが、体調は問題はなく、「行くまでにもコンディションを落とさずにしっかりトレーニングできたら」と話す。渡欧は年明けになる予定。「（リーグ戦の）再開が1月23日なので、少しでも早く慣れて、そこの試合を目指したい」とデビューを心待ちにした。