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徳島、7年ぶり昇格!在籍10年…GK長谷川「県民の皆さんや医療従事者の方々のおかげ」

[ 2020年12月16日 23:31 ]

明治安田生命J2リーグ第41節   徳島1―0大宮 ( 2020年12月16日    ポカリスエットスタジアム )

<徳島・大宮>J1昇格を決め、ボード前で記念写真に収まる徳島イレブン(撮影・井垣 忠夫)
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 徳島の7年ぶり昇格で、四国にJ1の灯が帰ってきた。11年から所属し、前回14年のクラブ初昇格を知るGK長谷川徹(32)は試合後にオンライン取材に応じ、感無量の表情。そして、まず感謝の言葉を贈ったのが、徳島県民と医療従事者の人たちへだった。

 「徳島でもコロナに罹患した人はいるけど全国的に見ても数は少ない。それは県民の皆さんが、しっかり対策してくださっているから。そのおかげで(他クラブよりも)早く練習に集まったりもできた。県民の皆さんや医療従事者の方々のおかげで、感謝しかない」

 新型コロナウイルスの影響で、4カ月の中断期間。再開後は過密日程に加え、昇格プレーオフ消滅のレギュレーション変更もあった。2位以内にならなければ昇格が途絶える茨の道。それでもロドリゲス監督を中心にチームはまとまっていた。

 長谷川自身は今季は6試合出場のみ。だが「J1に上がりたい思いは全員が持っていた。僕だけではなく、他に出ていない選手も思っていた」。あと一歩のところで涙を呑んだ昨シーズン(J1参入プレーオフ決勝で湘南と引き分け。レギュレーションで敗退)。守護神は、その悔しさを知る。今季に賭ける思いは強かった。
 

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2020年12月16日のニュース