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憲剛 本拠リーグラストマッチで華麗アシスト!川崎FはJ1最多記録更新「85」得点

[ 2020年12月16日 21:23 ]

明治安田生命J1第33節   川崎F3―1浦和 ( 2020年12月16日    等々力 )

<川崎F・浦和>後半、川崎F・三笘のゴールに喜ぶ中村(左から2人目)(撮影・西海健太郎)
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 明治安田生命J1第33節の6試合が16日、各地で行われ、リーグ優勝を決めた川崎Fは今季ホーム最終戦で浦和と対戦。今季限りで引退となる元日本代表MF中村憲剛(40)が先発出場し、後半16分にFW小林悠(33)のゴールをアシストするなど3―1の勝利に貢献。チームは今季得点を「85」とし、06年に川崎Fが記録した「84」を超えJ1新記録をマーク。記録ずくめの勝利で中村の等々力“ラストマッチ”を白星で飾った。

 試合は前半11分にPKから失点を許すも、ボールを支配し主導権を奪うと、後半8分にMF守田が強烈なミドルシュートを決めて同点。守田にとって嬉しいJ1初ゴールが生まれると、6分後には逆転に成功。ルーキーのMF三笘が右からのクロスに頭で丁寧に合わせネットを揺らした。三笘はこれでJ1新人リーグタイ記録となる今季13得点目。09年FW渡辺千真と14年FW武藤嘉紀の記録に並んだ。

 さらに勢いに乗るチームは中村が鮮やかなプレーで追加点を演出。中村がペナルティーエリアの外、右サイドでゴールを背にしながらボールを受けるとノールックで振り向きざまに中央へ絶妙クロス。これにFW小林が“阿吽の呼吸”でゴール前に飛び出し、スライディングシュートでゴールネットに突き刺した。

 中村は90分間戦い抜き、3―1の勝利に貢献。試合終了のホイッスルが鳴ると、味方だけでなく浦和の選手も中村の元へと駆け寄り言葉を交わすシーンも見られた。

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