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清水がファナティクス・ジャパンとパートナーシップ契約

[ 2020年12月1日 16:16 ]

清水の山室社長
Photo By スポニチ

 J1清水は1日、21年からファナティクス・ジャパンと戦略的マーチャンダイジングパートナーシップ契約を締結したと発表した。契約期間は10年間。同社のJリーグおよびアジアのサッカークラブとの契約締結は今回が初めてとなる。

 米国に本社を置くファナティクスはフランス1部パリSGやイングランド1部マンチェスターUなどの欧州強豪クラブに加え、大リーグやNBA、NFLなどクラブグッズの企画製造、販売を行う世界最大級のスポーツライセンスマーチャンダイズ企業。同社の日本法人であるファナティクス・ジャパンはアジアにおける事業展開の拠点として設立され、国内ではソフトバンクや日本ハムとパートナーシップ契約を結ぶなどプロ野球界やプロバスケットボール界などで事業を拡大している。

 来季から清水のクラブグッズの企画、製造、販売のほか実店舗やオンラインストアをファナティクス・ジャパンが運営。清水の山室晋也社長は「クラブのマーチャンダイジング事業にとって大きな転換期になると考えている。同社の持つ供給力、EC商流、そして世界的な知見を生かすことによりファン・サポーターの満足度も高まる」。ファナティクス・ジャパンの川名正憲マネジングダイレクターは「欧米ならびに日本のプロ野球界で培ってきたファン至上主義のビジネスモデルを発展させながら清水サポーターの皆さま、ひいてはJリーグファンの皆さまの満足度向上に貢献していく所存です」とコメントした。

 清水は山室社長が就任した今季スタジアムでのファンサービス向上などに力を入れており、新しいパートナーとともにさらに改革を進めていく。

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2020年12月1日のニュース