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横浜FC 19歳FW斉藤光毅の海外挑戦を発表 来季からベルギー2部ロンメルに完全移籍

[ 2020年11月11日 17:15 ]

横浜FC・斉藤光毅
Photo By スポニチ

 横浜FCは11日、U―19日本代表MF斉藤光毅(19)が今冬、ベルギー2部ロンメルに完全移籍すると正式発表した。

 ロンメルはプレミアの強豪マンチェスターCを筆頭とする複数クラブを保有するシティー・フットボール・グループ(CFG)傘下の新興クラブ。今回の移籍もCFGが深く関わっており、飛び級で出場した昨年のU―20W杯でも活躍した斉藤を高く評価。長期にわたる育成プランを提示したという。移籍金は200万ポンド(約2億7000万円)にも上る見込み。

 斉藤はビリャレアルの日本代表MF久保建英と同学年。鋭いドリブルと得点感覚に優れ、今季も25試合に出場し3得点の活躍を見せている。来年の東京五輪でも活躍が期待される逸材がまた1人、海を渡る。

 ◆斉藤 光毅(さいとう・こうき)2001年(平13)8月10日生まれ、東京都出身の19歳。横浜FCのアカデミー出身で高校2年の18年にトップチームに2種登録された。同7月21日のJ2岐阜戦でクラブ史上最年少となる16歳11カ月11日でトップチームデビュー。年代別代表の常連で、昨年は飛び級でU―20W杯にも出場した。今季は7月の柏戦でJ1初得点をマーク。利き足は右。1メートル70、61キロ。

 ▽ロンメルSK 本拠地はベルギー東部リンブルフ州ロンメルで創設は03年。1920年に設立されたクラブにルーツを持ち吸収合併を経て16年に現クラブ名に変更。1部リーグ経験はないが、20年5月にマンチェスターCを筆頭とする多数のクラブを保有するシティー・フットボール・グループが買収。指揮官は英国人のリーム・マニング監督(35)。ホームはスブレインスタディオン(約1万2500人収容)。

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2020年11月11日のニュース