欧州CL主力不在危機…8強入りのパリSG、カバニ&ムニエ短期契約延長拒否

[ 2020年6月23日 07:00 ]

クラブからの短期契約延長要請を拒否したパリSGのカバニ(AP)
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 8月に再開されることが決まった欧州チャンピオンズリーグ(CL)で、選手の契約問題が浮上した。既に8強入りを決めたパリ・サンジェルマン(フランス)のウルグアイ代表FWエディンソン・カバニ(33)について、現地メディアが今後は出場しないと報道。8月7、8日に決勝トーナメント1回戦残り4試合が行われて8強が出そろい、準々決勝(同12~15日)から決勝(同23日)まではリスボン(ポルトガル)で集中開催される。

 欧州CLで初優勝を狙うフランス王者パリSGが、準々決勝以降に主力2人を欠く可能性が高くなった。地元ラジオ局RMCは20日、6月末で契約が満了する選手のうちFWカバニとベルギー代表DFムニエが8月までの短期契約延長を拒否したと報道。特に在籍7季でクラブ歴代最多200得点を挙げたカバニが不在となれば戦力低下は必至。地元紙レキップは「カバニ抜きなら攻撃の解決策は多くない」と報じた。

 新型コロナウイルスの影響による大会延期の弊害が表面化した。当初は5月末に終了予定だったが、6月末のシーズン終了をまたいで8月に再開することが決定。勝ち残ったクラブは6月末に契約満了する選手に対応する必要があり、パリSGは関係が悪化していたカバニらとの交渉に失敗した。

 移籍選手にも影響が出てきた。ライプチヒ(ドイツ)は18日にチェルシー(イングランド)移籍が決まったドイツ代表FWウェルナーについて、8月の欧州CLに出場しないと発表。今季32得点のエースがクラブ初の欧州CL準々決勝を欠場することにファンからは批判の声も上がっており、ウェルナーの代理人は「(国内リーグ終了後の)夏期休暇の後にライプチヒに戻れば、新天地で来季準備に悪影響が出る」と弁明。英紙ガーディアンは「欧州CLで負傷するリスクを避けた」と伝えた。

 延期にともない大会形式は大幅に変更され、準々決勝と準決勝は従来のホーム&アウェー方式ではなく一発勝負となった。8強によるミニトーナメント形式で争われる優勝の行方に、主力選手の動向が大きな影響を与えることになりそうだ。

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