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米子北・田中主将 初戦は王者・青森山田相手も「初戦で破って、いい波に乗りたい」

[ 2019年11月18日 20:32 ]

<高校サッカー・抽選会>壇上で握手する青森山田・武田英寿主将(左)と米子北・田中秀麿主将(撮影・尾崎 有希) 
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 第98回全国高校サッカー選手権の組み合わせ抽選会が18日、都内で行われた。米子北は2回戦から登場。しかも2連覇を目指す青森山田(青森)と対戦する。田中がくじを引き、番号がアナウンスされると会場がどよめいた。高円宮杯U―18プリンスリーグ中国で首位を快走する強豪校が、前回大会の優勝校といきなりぶつかるのだ。

 日本代表DF昌子源(26=トゥールーズ)を輩出した米子北(鳥取)で主将を務めるDF田中秀磨(3年)は堂々と言い切った。「目標は優勝。青森山田はどこかで倒さないといけないと思っていた。初戦で破って、いい波に乗りたい」。王者が相手でも怯まない。「青森山田は(高円宮杯U―18)プレミアリーグEASTでもいい成績を残している。難しい試合になると思うが、やってやるという気持ちも入る。本大会までの残り1カ月半でより強いチームになりたいし、自分たちのサッカーで勝ちたい」

 昨年度は1回戦で国士舘(東京A)に勝利したが、続く2回戦で丸岡(福井)に0―1で敗れ、全国制覇の夢は散った。その悔しさを胸に歩んできた1年、19年1月2日に行われる初戦で成長の跡を刻む。

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