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【鈴木啓太 視点】クレバー三好 久保と共存できる

[ 2019年6月22日 08:45 ]

南米選手権1次リーグC組   日本2-2ウルグアイ ( 2019年6月20日    ブラジル・ポルトアレグレ )

<ウルグアイ・日本>前半、三好が先制ゴール(撮影・大塚 徹)
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 チームとしても個人としてもチャレンジしていたし、2―2は妥当な結果で、勝ち点3を取れるチャンスもあった。チリ戦と比べても日本が成長していることを証明した。

 2得点の三好は素晴らしかった。クレバーでサッカーをよく知っていて、タイミングのいいドリブルだけでなく周りもうまく使う。思い切りよく勝負して結果を出していた。1点目はチームとしてシュートに行くまでのスピードに乗った攻撃がよかったし、三好が外に逃げなかったのも良かった。2点目はゴール前でつぶれ役となる岡崎の良さも出ていたが、三好がよく走っていい位置にいたことも大きい。右MFは久保とポジションが重なるが、2人とも能力は高いし日本の中心になれる。共存もできると思う。

 日本はチリ戦もそうだが、決めるところがいまひとつ。攻撃の形はつくれている。次のエクアドル戦は何としても勝ち点3を取ることにこだわってほしい。どこが勝負どころか見極めて、勝ちにいってほしい。(元日本代表MF)

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2019年6月22日のニュース