長友　久保への質問に「皆さん、好きですねぇ」も「整い過ぎていて怖くなる」

都内でトークショーを行った長友
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　ガラタサライの日本代表DF長友佑都（32）が22日、3年前から取り組む「ファットアダプト食事法」の出版記念トークショーを都内で開催、南米選手権（ブラジル）で奮闘が続く森保ジャパンについても言及した。

　「2試合とも見ました。日本はフィジカルが足りないと言われますが、チリ戦（0―4）ではやっぱり世界は違うなと。ウルグアイ戦（2―2）も皆、頑張ってましたけど、引き分けていい試合をした、では終わって欲しくない。勝っていかないと上にはいけないので」と長友流のエールを送った。

　長友自身、フィジカル面には誰よりもこだわって来た。「ファットアダプト食事法」も肉離れを頻発していた時期に何かを変えようと取り組みを始めた。カロリー制限ではなく糖質量を管理、脂質とタンパク質を十分摂取することでエネルギーを発揮するという食事法で「以前は肉離れが多くて30歳を過ぎたら引退かという危機感を持っていた。今は筋肉系のケガがまったくない」と明かした。

　報道陣からレアル・マドリードへ移籍する日本代表MF久保建英（18）への質問が飛ぶと「皆さん、好きですねぇ。何回も聞かれてますが、プレーの才能、ポテンシャルは見ての通りですが、メンタルが凄い。エルサルバドル戦でデビューした時、注目され過ぎて“気まずい”と言ってたじゃないですか。僕が18歳なら“オレ、来てんじゃね？”ですよ。あんな客観的に自分を見られなかった。整い過ぎていて怖くなる」と笑わせた。

　9月にはW杯アジア2次予選も始まる。南米選手権は刺激になっているようで最後には「目標は3年後のW杯に出場すること。長友はもういらないと言われないように頑張りた」と話していた。