磐田GKカミンスキー100戦目完封も…無得点で16位転落

明治安田生命J1第15節   磐田0―0G大阪 （ 2019年6月15日    ヤマハ ）

G大阪・矢島（右奥）がヘディングシュートを放つが磐田GK・カミンスキー（左）の好セーブに阻まれる
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　磐田は3戦ぶり零封など前向きな材料は多かったが、勝ち点1を得るにとどまった。

　守備はこの試合でJ1通算100試合出場を達成したGKカミンスキーを中心に無失点。元ブラジル代表MFのドゥンガを抜きクラブの外国籍選手歴代最多出場を果たした守護神や、先発で今季リーグ初出場のDF森下が最後まで体を張った。

　後半は好守がいい攻撃につながり、チャンスが増加。「ゴールを取るために（前線で）動き回りたい」と意気込むMFアダイウトンや途中出場のFWロドリゲスが何度も相手ゴールに迫った。縦に速い展開や数人が連動した攻撃など、中断期間に取り組んだ練習の成果を発揮。ただ最後まで1点が遠かった。

　リーグ3戦未勝利となりJ1参入プレーオフに回る16位に転落。名波監督は「勝ち切らなければいけない試合」と唇をかむ。試合後に熱いチャントで選手を迎えたサポーターに応えるためにも、今はゴールが欲しい。