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なでしこ2発で今大会初勝利!岩渕がスタメン起用に応える鮮やか先制弾

[ 2019年6月14日 23:48 ]

FIFA女子W杯1次リーグD組   日本2―1スコットランド ( 2019年6月14日    フランス・レンヌ )

先制ゴールを決めた岩渕(右端)のもとへ駆け寄るなでしこジャパンの選手たち(AP)
Photo By AP

 サッカーのFIFA女子ワールドカップ(W杯)フランス大会は14日、2大会ぶりの優勝を狙うFIFAランキング7位のなでしこジャパンが1次リーグ第2戦で同20位のスコットランドと対戦し、2―1で今大会初勝利。FW岩渕真奈(26=INAC神戸)がスタメン起用に応える先制弾を決めた。

 10日の第1戦では格下のアルゼンチン相手にスコアレスドローに終わっていた日本だが、この日は厚みのある攻撃でスコットランド陣内に攻め込み、前半23分に先制に成功。FW遠藤からのパスを受けた岩渕がペナルティーエリア手前から右足を振り抜き、鮮やかな今大会チーム初得点を決めた。

 同36分にはアーリークロスに反応したFW菅沢がエリア内で倒されてPKを獲得。これを菅沢が自ら決め、前半を2―0とリードして折り返した。

 後半はスコットランドの反撃を受ける場面もあったが、DF陣が体を張って突破を阻止。W杯初出場となったDF市瀬のブロックとカバーリングも光った。中盤の運動量が落ちた試合終盤にはピンチの連続となり、後半43分に市瀬のパスミスから失点したが2―1で逃げ切り。今大会初勝利を飾り、勝ち点を4に伸ばした。

 決勝トーナメント進出の懸かった第3戦は19日(日本時間20日)。FIFAランキング3位の強豪イングランドと対戦する。

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