ACミラン　テクニカルディレクターにマルディーニ氏が就任

マルディーニ氏（AP)
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　イタリア・セリエAの名門ACミランは14日、テクニカルディレクターにクラブOBで元イタリア代表DFのパオロ・マルディーニ氏（50）が就任すると発表した。5月に退任した元ブラジル代表MFのレオナルド氏（49）の後任となる。

　マルディーニ氏はACミラン一筋にプレーし、主将も務めた。1985年に16歳でのデビューし、2009年に40歳で引退するまで通算25シーズンでセリエA歴代最多の647試合に出場（29得点）。クラブ歴代最多の公式戦902試合に出場し、セリエA優勝7回、欧州チャンピオンズリーグ（CL）優勝5回など数々のタイトル獲得に貢献した。

　またクラブは、新設となるサッカー部門責任者のチーフ・フットボール・オフィサーに、1992～2001年にACミランでプレーした元クロアチア代表MFのズボニミール・ボバン氏（50）が就任すると発表。かつて黄金期を築いたレジェンド2人がクラブ首脳として、今季5位で来季欧州CL出場を逃した名門の再建を目指すことになる。