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日本代表MF久保建英がレアル・マドリードに移籍 5年契約、年俸2億円超

[ 2019年6月14日 10:23 ]

日本代表・久保(撮影・西海健太郎)
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 サッカーの日本代表MF久保建英(18)がJ1のFC東京を退団し、世界一の名門クラブ、レアル・マドリード(スペイン)に移籍することが14日、関係者の話で分かった。5年契約、年俸2億円超とみられる条件面で既に合意しており、近日中に発表される見通し。

 スペインでRマドリードとライバル関係にあるバルセロナの育成組織出身の久保建は、2国間移籍に年齢制限を設ける国際ルールによって2015年に帰国を余儀なくされたが、今月4日に18歳となって条件を満たした。今季はJ1首位を走るFC東京の主力として13試合に出場して4得点し、日本代表デビューも果たした。巧みなドリブルや左足の正確なキックが武器で、来年の東京五輪での活躍も期待されている。

 移籍先にはバルセロナのほかフランス王者のパリ・サンジェルマンなど世界屈指の強豪が候補に挙がっていたが、ともに最多のスペイン1部リーグ33度、欧州チャンピオンズリーグ13度制覇を誇るRマドリードの高い評価が決め手になったとみられる。

 久保建は南米選手権(ブラジル)に臨む日本代表の一員として13日にサンパウロで練習したが、取材には応じずに引き揚げた。(共同)

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2019年6月14日のニュース