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鳥栖 5戦連続無得点で最下位 指揮官も社長も消沈…

[ 2019年4月29日 05:30 ]

明治安田生命J1第9節   鳥栖0―2湘南 ( 2019年4月28日    駅スタ )

<鳥栖・湘南>試合後、サポーターへ向けて話しをする鳥栖・竹原社長(撮影・岡田 丈靖)
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 鳥栖は5試合連続の無得点で4連敗。後半にFWフェルナンド・トーレス、FWイバルボを投入し、クロスを多用したが精度を欠いた。カレーラス監督は「責任を感じなくてはいけないのは私」と沈痛な面持ちだった。

 ここまでわずかに1得点で最下位。ロッカールームでは、出場のなかったFW金崎が「何をしたらいいんだよ!」と声を荒らげる場面もあったという。監督の進退について問われた竹原社長は「監督交代は劇薬。解任して解決するならいいが、確証はない」と話すにとどめた。

 《赤字5億8千万円》鳥栖は2018年度(18年2月1日~19年1月31日)の決算を発表し、純損失5億8178万9000円で4期ぶりの赤字となった。売上高は42億5781万6000円で過去最高だったが、積極補強によりチーム人件費が25億7036万円と、前年から約7億6000万円増えた。また、昨季途中に解任したフィッカデンティ監督への違約金などの営業外費用として、約4億5000万円を計上。竹原社長は、今年1月に約6億円の増資を行い、債務超過は回避したと説明した。

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2019年4月29日のニュース