名古屋　ホーム4試合連続完封！GKランゲラックが立役者

明治安田生命J1第9節   名古屋1―0広島 （ 2019年4月28日    豊田ス ）

＜名古屋・広島＞前半、シュートを阻む名古屋のGKランゲラック
Photo By 共同

　平成ラストマッチは記録締めだ。名古屋は前半37分のMF前田のゴールを守り切り、今季開幕からホーム戦4試合連続完封。シーズンまたぎでは過去に1度あるが、同一シーズンではクラブ新記録となった。

　立役者は脳振とうで2試合ぶりのスタメン出場となったオーストラリア代表GKランゲラックだ。「チームを助けることができて良かったよ」。後半29分に広島FW渡のヘディングシュートを右手一本でビッグセーブ。シュートがポストに当たる幸運にも助けられたが、安定したパフォーマンスで支え続けた。

　シーズン最終戦で残留を決めた昨年はリーグ最多タイ59失点。だが「去年とは違って全員が戦っていて気持ちが良い」と守護神は自信を見せる。チームは2位浮上。令和最初のタイトルへ向けて、さらに加速していく。