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川崎F 憲剛不在も一丸白星 DF馬渡、努力実ったFK弾!

[ 2019年4月29日 05:30 ]

明治安田生命J1第9節   川崎F2―1神戸 ( 2019年4月28日    ノエスタ )

<神戸・川崎F>前半15分、先制点が決まり喜ぶ馬渡(右から2人目)と川崎Fイレブン(撮影・後藤 大輝)
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 川崎FのDF馬渡が殊勲のFK弾を決めた。前半15分、右45度のFK。「僕のデータがなかったと思う」。クロスを想定した相手GKの意表を突き右足でニアに速いボールを蹴ると、ボールは右ポストを叩いてネットを揺らした。この一発で流れを引き寄せ、同37分にはFW小林がリーグ戦初得点。3連勝で6位浮上に馬渡は「FKはチームにも個人にも大きかった」と笑顔で振り返った。

 広島で出番に恵まれなかった昨季。「出たら速いボールを蹴って貢献しよう」と、全体練習後に黙々とボールを蹴り続けた。この日はキッカー・中村が不在。前日には久々にFKを蹴りひそかに準備を整えていた。中村、家長ら主力7人に加え先発予定だった脇坂も前日に負傷。緊急事態を努力の男・馬渡が、そしてチームが一丸となって救った。

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2019年4月29日のニュース