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松本DFエドゥアルド“平常心”で完封だ!古巣・川崎F撃破へ「最終ラインから攻める」

[ 2019年3月31日 06:27 ]

明治安田生命J1第5節   松本―川崎F ( 2019年3月31日    サンアル )

古巣・川崎F戦へ意気込む松本DFエドゥアルド
Photo By スポニチ

 松本は31日、ホームで王者・川崎Fを迎え撃つ。DFエドゥアルド(25)にとっては昨季まで所属した古巣との一戦となるが、特別な感情を持たず、平常心で戦うつもりだ。相手の攻撃陣の怖さを知っているだけに、経験を生かしてしっかり守りつつ、攻撃で自信の持ち味を発揮する。

 古巣との一戦を前にしてもエドゥアルドの気持ちは良い意味で高ぶっていない。DFに求められるのは冷静に対処する力。平常心で臨むからこそ力を発揮できる。「他の試合と変わりない。全試合同じ気持ちだ」と強調した。

 浦和、広島戦はともに0―1で敗戦。守備陣は踏ん張っているものの攻撃で結果が出せていない。川崎F戦では厚みを持って攻めることが必要になるが、相手はリーグ屈指の超強力攻撃陣を擁している。ここまで3分け1敗と力を出し切れていないが、長時間守備に追われることが予想される。

 それでもブラジル人DFは「DFは互いにサポートができている。最終ラインから攻めないと。後ろを固めるだけが勝利への近道ではない」と訴える。

 元同僚の力は十分把握している。攻撃の核となる家長、中村に関し「家長はキープ力がある。憲剛は視野が広い」と警戒。ボールを持ったサイドで人数をかけて攻めるスタイルは守備に人を割かれ、逆サイドが手薄になる。「コンビでのパスが速い。(守備陣形を)コンパクトに保って相手を入れさせないことが大事」と対策を明かした。

 チケットは浦和戦に続いて完売だ。満員のアルウィンで今季ホーム初勝利を狙う。「モチベーションは高い。ピッチで力を見せたい」と言葉に力を込めた。今後のチームの浮沈を懸けた重要な一戦。エドゥアルドが体を張って相手の攻撃陣を完封する。

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2019年3月31日のニュース