札幌 0―4大敗も“希望の光”金子&岩崎がデビュー戦躍動

[ 2019年3月31日 05:30 ]

明治安田生命J1第5節   札幌0―4名古屋 ( 2019年3月30日    豊田ス )

<名古屋・札幌>後半、ボールを奪い合う金子(右)(撮影・椎名 航)
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 札幌は30日、豊田スタジアムで名古屋と対戦し、0―4で完敗。今季初の連敗を喫した。破壊力抜群の名古屋の攻撃陣を止められずに今季ワーストの4失点。その敗戦の中、特別指定選手で来季の札幌加入が内定しているMF金子拓郎(21=日大在学中)がプロデビュー、FW岩崎悠人(20)もJ1リーグ戦デビューを飾り、若い力が今後へ期待を抱かせた。

 20歳と21歳。若い2人のデビューが、この日の唯一の救いとなった。前半だけで悪夢のような3失点。後半開始直後の5分にも決められた。敗色濃厚。ただ、暗雲漂うピッチに光を差し込んだ。

 「2人が入って少しチャンスはつくれた。そういう意味ではチームでの役割を果たしてくれた」。ペトロヴィッチ監督は2人のデビュー戦をそう評価した。後半16分、MF金子がピッチに送り出されると、同28分にはFW岩崎も投入。期待の2人がそろってJ1リーグ戦のピッチに立った。

 8日に特別指定選手に認定されたばかりの金子は、MF深井に代わって人生初というボランチでプレー。積極的な守備や左足の長短のパスで存在感を見せると、右足で果敢にシュートを放って特長の攻撃性も見せた。

 それでも、デビュー戦とあってミスも多く出た。「気持ち的にもいっぱい、いっぱい。もっと周りを見られるようにしたい」。反省しきりの金子は「トップレベルを体感できた。基準を上げていきたい」とも続けた。後半32分から途中出場の岩崎も鋭い動きだしから決定機を迎えたが「持ち味を出せたのは良かったが、あれは決めたかった」と唇をかみしめる。貴重な経験。それは確実に2人の成長につながっていく。

 名古屋のプレスに苦戦し、球際の部分でも後手に回った試合。FWジョーや2得点のMFガブリエル・シャビエルらにいいようにやられた。でも、来月10日のルヴァン杯・湘南戦前にチームに再合流予定の金子、ブレークが期待される岩崎ら若手が確かな足跡を残した。完敗の中の光。それは着実にチームの力になるはずだ。

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