武蔵 札幌のスピードスターに白羽の矢“大迫依存”脱却へ日本新兵器だ!

[ 2019年3月15日 05:30 ]

キリンチャレンジ杯メンバー発表

A代表にサプライズ選出された鈴木
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 今回の代表は4人がA代表初選出となった。FWは“大迫依存症”から脱却すべく、今季ブレーク中の鈴木武蔵(25=札幌)がサプライズ選出され、新たな攻撃の核として期待が集まる。

 ジャマイカ人の父、日本人の母を持つスピードスターがサプライズ選出された。昨季、長崎で自身初の2桁得点をマークすると、今季から加入した札幌でも先発2試合で3得点とブレーク中。この日、吉報を受けた鈴木はクラブを通じて「まだまだここからがスタートなので、精いっぱい自分らしく頑張ります」とコメントした。

 50メートル走は5秒9、垂直跳びは測定不能の90センチ超。抜群の身体能力は17年から専属トレーナーをつけ、より研ぎ澄まされた。指導は月1度ペースだが、やみくもに筋トレしていた以前に比べ身体バランスが向上、シュートを打つフォームも安定した。16歳から年代別代表の常連もJ1では14年の3点が最多と伸び悩んだ。もう未完の大器とは言わせない。

 代表は“大迫依存症”からの脱却が必須だ。森保監督は「大迫頼みの攻撃というのは私も見聞きしています。彼が重要な選手であることは間違いない。ただ大迫だけでなく、誰が出てもベストの戦いをしたい」と言った。鈴木の持ち味は裏へ抜けるスピードと攻撃の起点となるプレー。アジア杯で浮き彫りとなった課題の克服を託された。

 森保監督と言えば、札幌のペトロヴィッチ監督の系譜を継いでおり、戦術理解の面でもスムーズに入れるはずだ。「期待するのは得点。得点を奪う局面に絡んでほしい」と指揮官。2試合1得点だった16年リオ五輪以来、国際舞台から遠ざかっていた大型FWが森保ジャパンの新兵器になる。

 ◆鈴木 武蔵(すずき・むさし)1994年(平6)2月11日生まれ、群馬県太田市出身の25歳。桐生第一高時代に全国選手権で8強進出。12年に新潟に加入。J2水戸、J2松本への期限付き移籍を経て18年は長崎でプレー。年間11得点と飛躍すると今季から札幌へ移籍。武蔵の名は母が「武士のように強く」と願ったのが由来。長崎時代は高田明社長のモノマネを得意とした。利き足は右。1メートル85、75キロ。

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