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広島 PK戦の末ACL本戦進出決定 本田のメルボルンと同組に

[ 2019年2月19日 21:47 ]

ACLプレーオフ   広島0―0(PK4―3)チェンライ ( 2019年2月19日    Eスタ )

<広島・チェンライ>前半、ゴール前で競り合う広島・川辺(左)
Photo By 共同

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)本大会出場を懸けたプレーオフは19日行われ、昨季J1で2位の広島はチェンライ(タイ)と対戦、0―0のまま延長戦でも決着がつかず、PK戦を4―3で勝ち、本大会進出を決めた。日本からは、川崎Fと浦和に続きこの日鹿島と広島と4チームが本大会出場を決めた。

 ∪―20日本代表GKの大迫がプロデビューを果たしたこの試合、広島は押し気味に試合を進め、前半10分にPKを得たが、皆川が止められ先制の好機を逃した。この後も再三にわたって相手陣内に攻め込んだが、堅い守備にゴールを割ることが出来ずに前半を終えた。

 後半も広島が大半の時間攻め続け、CKから荒木、ミドルレンジで松本大がシュートを放つものの得点につながらなかった。チェンライもカウンターを仕掛けるが、シュートまで持ち込めずともにゴールが遠い。結局90分で決着はつかず、延長戦に持ち込まれた。

 延長に入っても広島が攻撃を継続、後半13分、パトリックが先制点を決めたかに見えたがオフサイドの判定でノーゴール。勝負の行方はPK戦に持ち込まれた。

 PK戦は広島が4―3で辛くも制し、勝利を決めた。

 本戦進出を決めた広島はF組で元日本代表MF本田が所属するメルボルン・ビクトリー(オーストラリア)などと対戦する。

 ▼広島・城福監督の話 最低限の目的を達成することができた。一発勝負がいかに難しいか選手は体験できた。得点ゼロは大きく反省しないといけない。引かれたときにどう攻めていくか、宿題をもらった。

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