スピードは脅威も…中東の雄サウジ“攻略法”には「高さ」が有効

[ 2019年1月21日 06:45 ]

アジア杯決勝トーナメント1回戦   日本―サウジアラビア ( 2019年1月21日    UAE・シャルジャ )

日本戦に向けた前日練習を前に士気を高めるサウジアラビア代表イレブン(撮影・小海途 良幹)
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 アジア杯決勝トーナメント1回戦で日本が対戦するサウジアラビアは同大会優勝3回、W杯出場5回とアジアを代表する中東の雄。昨年のロシアW杯では開催国相手の初戦で0―5と大敗するも、ウルグアイとは0―1と善戦、エジプトからは2―1で勝利を収めた強敵だ。

 基本布陣は4―1―4―1で前線から積極的にプレスを掛け、高いディフェンスラインを保ってボール保持率を高め試合を支配する攻撃的なパスサッカーを展開。今大会は1次リーグ3試合で北朝鮮戦73・3%、レバノン戦69・5%、カタール戦71・2%と高いボール支配率を発揮。カタールには0―2と敗れはしたものの序盤は試合のペースを握っていた。

 チームはMFオタイフ、MFドサリなどアルヒラル所属の5人を軸とし、特に右SBブレイク、左SBシャハラニ、CBブライヒの3人は1次リーグ3戦全て先発出場。中盤の底を支えるオタイフとともに“守備の要”を担う。

 攻撃面では1メートル68と小柄ながら1トップを務めるFWムワラド(アルイテハド)が驚異的なスピードを武器にディフェンスラインの裏を果敢に狙う。両サイドには突破力のあるMFドサリ、MFバハビル(アルシャバブ)を配置。ともにドリブル突破とサイドから中へ切り込んでからのシュートには警戒が必要だ。特に背番号「10」を背負うドサリは昨年1月から半年間スペイン1部ビジャレアルに期限付き移籍。出場はわずか1試合のみに終わったが今大会国内組のみとなったチーム構成の中では貴重な“欧州レベル”を体感した選手のひとりだ。

 スピード自慢の選手がいる一方で1メートル70前後の小柄な選手が多く高さにはやや不安な面も。GKを除き1次リーグ3試合の先発メンバーで1メートル80を超えているのはDFブライヒのみ。控えメンバーを含めてもDFに3人、FW1人のみで1メートル60台の選手が5人もいるという陣容。

 先発が予想される日本の最終ラインはDF長友を除き酒井宏、冨安、吉田ら3人が1メートル80オーバー。控えメンバーを含めても1メートル60台の選手は乾のみ。サウジ戦は「高さ」を生かせるセットプレーに注目だ。

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