×

大宮・石井監督 1年でのJ1昇格逃し謝罪「非常に申し訳ない」と何度も…

[ 2018年11月25日 16:25 ]

J1参入プレーオフ1回戦   大宮0―1東京V ( 2018年11月25日    NACK )

<大宮・東京V>指示を出す大宮・石井監督(撮影・西海健太郎)
Photo By スポニチ

 大宮(5位)は東京V(6位)に0―1で敗れ、目標だった降格から1年でのJ1復帰を逃した。

 J2リーグ最終戦でJ1参入プレーオフ(PO)圏外の7位から5位に浮上して逆転進出を果たした大宮。年間順位上位の優位性確保のため引き分けでも2回戦進出となるところだったが、相手に退場者が出た数的優位も生かせず。24ゴールで今季のJ2得点王に輝いたFW大前元紀(28)も無得点に終わった。

 昨年11月から指揮を執る石井正忠監督(51)は昨季のJ1残留というミッションに続いて今季も1年でのJ1返り咲きという目標を達成できず、「本当に皆さんに申し訳ない気持ちでいっぱいですね。私は昨年から指揮を執る形でJ1残留できなかったですし、今年もまずは目標のところと考えていたJ2優勝のところできなかったのと、こういうチャンスが巡ってきて、ここから勝ち抜いてどうにかJ1に昇格っていうところを狙ったんですけども、それができなくて非常に皆さんに申し訳なく思っています」と肩を落とした。

 試合については「守備のところでやはりヴェルディさんのボールの動かし方に少し戸惑った部分があって。そこを前半の途中からはある程度は修正できたと思うんですけど。後半、それをまた継続しながら自分たちはきょうは常に点を取る形を作っていこうというところで後半入ったので、そういうところは少し出来てた部分だと思うんですけど、そこはなかなか点に結びつけられずに。最後は相手が1人少ない形でしたけれども、セットプレーから失点してしまって。選手は最後の最後までゴールに向かって、1点取ればどうにか勝ち抜ける状況だったので、そこに向かってハードワークしてくれたと思うんですけど、それが叶えられず非常に残念な結果に終わってしまいました」と振り返った指揮官。

 ホームを満員の観客で埋めてくれたファン・サポーターへは「今年1年間チームがいい時も悪い時もNACK5に多く集まってくれてましたし、アウェーの地にも多くのファンの皆さんが来てくれたので、本当にそういうのが力になって今まで頑張って来れたんですけど、最後、きょうホームゲーム最後の試合で勝って一緒に喜んで先に進みたかったんですけど、それができなくて本当に残念で。あとは、何度も言いますけども、目標達成できなくて非常に申し訳ないなという風に思っております。でも、クラブはこのまま続くので応援、サポートこれからもしてほしいなという風に思っています」とメッセージを送った。

続きを表示

この記事のフォト

2018年11月25日のニュース