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11年ぶりJ1目指す名門がPO1回戦突破 10人の東京Vが大宮に”下克上”

[ 2018年11月25日 14:59 ]

<大宮・東京V>後半26分、決勝ゴールを決めた東京V・平(5)は「藤川さんの魂と共に。」と書かれた横断幕を掲げるサポーターとともに喜びを爆発させる(撮影・西海健太郎)
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 今季から導入されたJ1参入プレーオフ(PO)は25日、NACK5スタジアムで1回戦が行われ、大宮(5位)と東京V(6位)が対戦。2008年以来11年ぶりのJ1復帰を目指す東京Vが、数的不利をものともせず1―0で勝利を収めて”下克上”を果たし、1回戦突破を決めた。東京Vは12月2日にニッパツ三ツ沢球技場で行われる2回戦で横浜FC(3位)と対戦する。

 東京Vは前半18分にイエローカードをもらっていたMF内田達也(26)が後半14分に2度目の警告を受けて退場。長時間の数的不利を強いられた。だが、後半26分、FW佐藤優平(28)の鋭い左FKにゴール前でDF平智広(28)が頭で合わせて待望の先制点。1993年にJリーグ初代王者に輝いた名門が、90年生まれコンビで挙げた1点を守り切って逃げ切った。

 大宮はJ2リーグ最終戦でPO圏外の前節7位から5位に浮上して逆転でのPO進出。年間順位上位の優位性確保のため、引き分けでも2回戦進出となるところだったが、年間順位&数的優位と2つの優位性を生かせず、降格から1年でのJ1復帰を逃した。

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