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熊本がJ3降格を謝罪「来季は1年でのJ2復帰を絶対条件として…」

[ 2018年11月25日 21:13 ]

 J2熊本は25日、来季のJ3降格が決まったことを受けてクラブの公式サイトを更新。永田求社長(67)の名前で掲載した声明文で謝罪した。

 「ロアッソ熊本を応援していただいている皆様へ」と題する文章では「2018シーズン最終戦をもちまして、ロアッソ熊本は降格圏である21位で終了し、J3リーグ戦の結果に委ねられておりましたが、本日の試合結果に伴い、来季J3リーグで戦うことが確定致しました。このような結果になってしまったことに対し、ご支援、ご声援いただいております皆様に心からお詫び申し上げます」と陳謝。

 「我々はこの結果を真摯(し)に受け止め、来季は1年でのJ2復帰を絶対条件として、クラブ、チーム一丸となり、全力を尽くして参ります。これからも熊本の元気のために、震災復興のために精進して参りますので、皆様のご支援、ご声援を賜りますようよろしくお願い申し上げます」と続けた。

 熊本はJ3降格圏内の21位でJ2全日程を終了。J3上位2チームにJ2ライセンスを持たないチームが入れば21位に終わった昨季同様にJ2残留が決まる可能性が残っていたが、J2ライセンスを持つ鹿児島がこの日J2初昇格を決めたため2年連続での”他力残留”を逃し、無念のJ3初降格となっていた。

 2005年に「ロッソ熊本」として発足したクラブは翌06年にJFLに参戦し、08年にJ2へ初参入。参入3年目の10年に19チーム中7位になったのが唯一の1桁順位で、J2のチーム数が現在の22チームになった12年以降は14位、19位、13位、13位、16位、21位と低迷が続いていた。昨年5月まで大宮を率いた渋谷洋樹監督(51)が今季から就任。06年ワールドカップ(W杯)ドイツ大会代表のFW巻誠一郎(38)をはじめDF青木剛(36)、MF水野晃樹(33)、FW皆川佑介(27)と元日本代表選手が多数所属している。

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2018年11月25日のニュース