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清水・久米一正GM死去 Jリーグ創設に尽力、古巣柏も追悼

[ 2018年11月25日 05:30 ]

清水・久米一正GM
Photo By スポニチ

 Jリーグの事務局で創設期に尽力したJ1清水の副社長兼ゼネラルマネジャー(GM)の久米一正(くめ・かずまさ)氏が23日午後11時3分、大腸がんのため死去した。63歳。浜松市出身。清水が発表した。

 中大から日立製作所に進んで1986年まで日本サッカーリーグでプレー。現役引退後は93年に開幕したJリーグで事務局長や運営部長を務めた。その後は柏、清水で強化担当を歴任。2008年からGMを務めた名古屋では10年のリーグ初優勝に携わり、15年4月に社長に就任した。

 17年12月に清水のGMに就任し、18年1月から副社長を兼任していた。15〜17年にはJリーグ理事も務めた。

 《古巣柏も追悼》柏で強化チームダイレクターを務める下平隆宏氏(46)が久米氏の死を悼んだ。90年に自身がチームの前身である日立製作所サッカー部に入部した当時、久米氏は渉外担当マネジャーを務めており、それ以来の付き合い。「人情派でずっと面倒を見てもらった」といい、「現役時代はプレーをよく褒めてくれたし、言葉をかけられると自信になった。心からご冥福をお祈り申し上げます」と沈痛な表情で語った。

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