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丸山桂里奈、なでしこ時代に憧れた伝説のFWを告白「例えるなら“トラ柄のヒョウ”」

[ 2018年10月21日 21:17 ]

丸山桂里奈
Photo By スポニチ

 元サッカー女子日本代表(なでしこジャパン)FWでタレントの丸山桂里奈(35)が21日放送のTBS系「消えた天才 初回2時間半SP」(後6・30)に出演。現役時代に「絶対に敵わない」と感じた憧れの選手の存在を明かした。

 丸山がかつて憧れていたのは、元なでしこジャパンで同じFWだった井坂美都さん(42)。なでしこきっての俊足として知られた丸山だが「プレーを見て全身に稲妻が走った。私よりも足が速かった。誰も止められなくて、例えるとしたら“トラ柄のヒョウ”」と独特の言い回しで井坂さんの凄さを語った。

 19歳だった2002年に代表初招集された丸山は、合宿で井坂さんのプレーに魅了され、それを真似することで急成長。合宿後のアジア大会開幕戦では、井坂さんからポジションを奪ってスタメン出場した。

 丸山にポジションを奪われた井坂さんは「絶対に得点につながる場面を残さなければ。最後のチャンス」と定位置奪還を意気込み、アジア大会最終戦にスタメン出場。だが相手のタックルで右膝のじん帯を断裂し、この試合を最後に二度と代表に招集されることはなかった。

 丸山と井坂さんは番組を通じて16年ぶりに再会。しばらく代表の試合を見ることができなったという井坂さんだが、丸山の“あるプレー”に救われたと告白。それは、なでしこジャパンが優勝した11年女子W杯準々決勝のドイツ戦で、丸山が自身から“習得”した裏への抜け出しで決勝ゴールを決めたシーン。「私があの立場だったら、桂里奈みたいに決められない。(ポジションを奪われた時は)悔しかったけど、あのゴールを見た瞬間に桂里奈にポジションを取られてよかったなと思った」と吹っ切れたことを明かしていた。

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2018年10月21日のニュース