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日本代表・西野監督 代表メンバー選考は「デリケートな時期 話は控えたい」

[ 2018年5月16日 15:45 ]

「HUBLOT LOVES FOOTBALL SpecialExhibition」開催記念イベントに出席した、西野朗監督
Photo By スポニチ

 サッカー日本代表の西野朗監督(63)が16日、東京・表参道ヒルズで行われた「HUBLOT LOVES FOOTBALL Special Exhibition」開催記念イベントでゲスト出演。W杯ロシア大会に向け、日本代表メンバー最終選考について現状を明かした。

 日本代表メンバーは21日から代表合宿に入り、30日の壮行試合ガーナ戦(日産)を経て、翌日31日に最終23人が正式に発表される。

 選考の最終段階となるが、「非常にデリケートな時期なので、簡単に選考に関してのお話は控えたい」と選考についての詳細は明言せず。「国内もまだ日程が終わってないですし、海外組も終わってない選手もいる。選手はここにきて国内組もタイトな中でより高いパフォーマンスを出している。代表に対する意識、意欲が高いなと見ているし、海外組も高い意識でいる。選手たちを最終的に選ばないといけない、非常に緊張した時間でもあります」と心境を吐露。

 その上で「プレイヤーズファーストで彼らの状況を常に第一に考えて、選考も若干変わってくる。猶予を持って見たい選手もいる。21日からのキャンプに入ってもらって、そこでチェックしなければいけない選手もある。選んだ選手がしっかりいい状態でキャンプに入ってくれることを願うばかり」とした。W杯本番に向け、「選手は最終的に23人しか選考することができない。まず、(選手には)リスタートできる体、戦える体、W杯に臨める、心身ともに充実した、整えられる僅かな時間にしてもらいたい。その上で高いレベルのチーム作りを次に考えていきたい」。

 さらに本大会では「日本のチームらしいプレーをして、日本のサッカーを表現したい。必ず本大会で輝く日本代表チームを見せたい」と意気込んだ。この日の1部には、日本代表FW本田圭佑(31)も出席。代表候補と監督のこのタイミングでのニアミスにも注目が集まったが、西野監督は「会うことはできませんでした。(接触は)全くなかったです」と本田との接触を否定。普段のコミュニケーションについても「今は選考段階で…ヨーロッパへの視察は別にして、国内にいる選手に対してはしないことにしている」と敢えて接触をしていないとした。

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2018年5月16日のニュース