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本田「最後のW杯ですべてを出す」 来季も海外でプレーへ「日本はないです」

[ 2018年5月16日 14:05 ]

「HUBLOT LOVES FOOTBALL Special Exhibition」開催記念イベントに、両腕に腕時計を着用して出席した本田圭佑
Photo By スポニチ

 サッカー日本代表FW本田圭佑(31=パチューカ)が16日、東京・表参道ヒルズで行われた「HUBLOT LOVES FOOTBALL Special Exhibition」開催記念イベントでゲストで登場した。

 6月開催のW杯ロシア大会の日本代表メンバーは30日の壮行試合ガーナ戦(日産)の翌日31日に正式発表される。本田は「最終メンバー入りは決まっていないが、もちろん、行くつもり、しかも勝つつもりで準備したい」。現在のコンディションについては「いいですね。いろいろな体力テストを行って、いい状態だと思う」とキッパリ。「しっかり準備したい。やれることはまだある。コミュニケーションをしっかり取りながら、どういう形で挑んでいくのか、いくつかのパターンがあると思うが、最高の準備をしたい」と前を向いた。

 過去の2010年、14年の2度のW杯に比べても「一番いい状態。最後のW杯になるだろうと思っているので、すべてを出す。(ロシア大会は)集大成だと考えています」とした。

 イベントでは、一般から募集した質問にも答えた。W杯で日本代表は何位になると思うか?との問いには「本音で話すと、予選敗退が確率論では高くなる。それを目指して、OKとはできない。確率論だけではない」とし、「優勝する確率は1%以下かもしれないけど、可能性はあると思う。それをメンバーがどれだけ信じて、努力していけるか」と力説。「日本人は海外のことを美化しすぎ。これはいわゆる、試合する前から名前負けしている。相手を美化しすぎず、ピッチで勝つ可能性を1%でも上げていく、その作業をしていく」。

 W杯を終えた後の動向についても言及。「どの国でプレーしたいか?」という直球な質問には「これはヒントを与えることになっちゃうので…」と明言はせず。「W杯終わるまではこのことは何も意思決定しないと決めて、パチューカと1年契約した。ここで僕の意思が左右されるのが嫌」とし、それでも「日本はないです」と国内でのプレーは明確に否定。「僕が僕にしかできない仕事があると思うので、今後、世界のどこかでやり続けたい。らしいなと思ってもらえるような選択をしたい」と海外での挑戦を続けることを明かした。

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