リオの主役譲らん!広島・浅野 調子上向き3カ月ぶりゴール!

[ 2016年6月16日 05:30 ]

<FC東京・広島>後半、広島・浅野はゴールを決めジャガーポーズ

明治安田生命J1第1S第10節最終日 広島1―1FC東京

(6月15日 味スタ)
 ジャガーが決めた。延期されていた2試合が行われ、アウェーでFC東京と対戦した広島はU―23日本代表FW浅野拓磨(21)が約3カ月ぶりのゴールとなる先制点を挙げた。試合は1―1のドローに終わったが、リオデジャネイロ五輪へ調子を上げてきた。

 ゴールへの感覚を研ぎ澄ませた。アウェーでのFC東京戦で後半開始から出場した浅野は、縦へ積極的に仕掛け、劣勢だった広島に流れを呼び込んだ。迎えた後半21分、FWウタカの左クロスにニアサイドで反応。「どのタイミングで(クロスを)入れてくるかというのがあった。足に当てれば入るように準備していた」。右足アウトサイドで巧みに流し込み、3月20日の第4節大宮戦以来11試合ぶりとなる今季2得点目を挙げた。

 相次ぐ故障に加えトゥーロン国際大会に参戦していたこともあり、今季はこれまでの15試合で8試合の出場のみ。さらにA代表として臨んだ7日のキリン杯決勝ボスニア・ヘルツェゴビナ戦では、終了間際の絶好機にパスを選択し、同点に追いつくことができず試合後に涙を流した。「あの経験があるからこそ、またゴールに対して貪欲にプレーしたい」。大舞台で味わった計り知れない悔しさも、ひとつの糧にしてピッチに立った。

 現在はドイツ1部アウクスブルクから獲得オファーを受け、去就にも注目が集まる21歳。約3カ月ぶりの得点は8月のリオ五輪に向けた復調のきっかけともなったが、本人に満足感はない。「自分の感覚としては、まだまだ走れていない」と自己分析。同24分に追いつかれ2試合連続ドローに終わっただけに「自分のゴールよりチームの勝利が大事。納得していない」と振り返った。世界の舞台で暴れるためにも、より高い理想を追い求める。

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