宇佐美 浦和撃破弾!新スタジアムで2戦連発!

[ 2016年6月16日 05:30 ]

<G大阪・浦和>決勝ゴールを決めた宇佐美は、胸のクラブマークを叩きながらスタンドの声援に手を振って応える

明治安田生命J1第1S第10節最終日 G大阪1―0浦和

(6月15日 吹田S)
 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の影響で未消化となっていた2試合が吹田スタジアムなどで行われた。G大阪はホームで浦和と対戦し前半8分、ドイツ1部のアウクスブルクへの移籍が決定的な日本代表FW宇佐美貴史(24)が決勝点を挙げ、1―0で勝利した。G大阪は勝ち点23で6位に浮上。

 屈強なブンデスリーガでやれるだけの成長と、資質を見せた。それが凝縮されていた宇佐美の今季4ゴール目だった。

 前半8分だ。自陣からのクリアボールがFWアデミウソンに渡ると、50メートルを併走。アデミウソンがDF2人を引き付けると、走り込んだ宇佐美にパスが通る。日本代表GK西川との1対1を制し、2戦連発となる決勝点を叩き込んだ。「相手が浦和だし、結果的に自分のゴールで勝利できたのは充実感がある。ほとんどアデ(アデミウソン)のゴールだけど、あそこに走っていたのは成長の証し」。ドイツ1部アウクスブルクへの移籍は決定的。攻守でハードワークが求められるリーグで「昔なら走っていなかった」という“無駄走り”ができたことに胸を張った。

 背景には指揮官の一言があった。15年シーズン開幕前。長谷川監督にあるVTRを見せられた。「お前は走っていないけど、倉田は走っているぞ。そういう得点の取り方ができれば、ゴールのバリエーションは増える」。「ボールが出てこない確率5%でも、それに賭けるメンタルを出そう」。それ以降、地道に取り組んだ。なかなか目に見える結果として出なくても、味方や相手を追い越す動きを何度も繰り返してきた。「その1歩目がやっと出た」。今までと違う得点だった。

 「連勝して第1ステージを終わりたい」。この日も去就については語らなかった。だが渡欧の時は刻一刻と迫っている。第1ステージ、本拠地で残されている試合は名古屋戦(25日)だけ。やるべきタスクは分かっている。本拠地3戦連発、そしてチームの勝利。それを置き土産に、ドイツへと羽ばたく。

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