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浦和、CS決勝進出ならず 年間3位G大阪に1―3延長戦で力尽く

[ 2015年11月28日 16:38 ]

<浦和・G大阪>延長後半13分、G大阪・藤春に決勝ゴールを決められてぼう然とする浦和・李(手前左)とズラタン

Jリーグチャンピオンシップ準決勝 浦和1―3G大阪

(11月28日 埼玉)
 Jリーグの年間王者を決めるチャンピオンシップ(CS)準決勝が28日、埼玉スタジアムで行われ、第1ステージ覇者で年間勝ち点2位の浦和が年間3位のG大阪に延長戦の末、1―3で敗れ、決勝進出はならなかった。

 試合は前半序盤から攻守が激しく入れ替わる展開となったが、浦和はやや優勢の形で試合を進めた。前半10分、日本代表のMF柏木が倒されて得たペナルティーエリア手前のFKを蹴るも壁に当たりゴールはならなかった。その後もCKやFKでチャンスをつくったが、0―0のまま前半を終了した。

 0―0の後半は立ち上がりに試合が動く。右サイドにいたDF森脇が相手にボールを奪われ、ゴール前でパスを受けた今野に先制点を許した。本拠で負けられないペトロヴィッチ監督は後半18分、梅崎に代わってズラタン、那須に代わって青木を投入。攻撃陣の更なる活性化を狙った。

 25分には右サイドでボールを奪った関根がペナルティーエリア内に侵入。相手に足を掛けられPKかと思われたがファウルにはならなかった。判定に納得のいかない選手や指揮官は主審に抗議するもくつがえらず。埼玉スタジアムが騒然とする中、直後の27分、右からのCKに合わせた森脇がヘッド。バーに直撃も、こぼれ球をズラタンが頭で押し込み同点に追いついた。その後も再三チャンスを迎えたが得点はならず、延長戦に突入した。

 延長戦の後半13分、相手DFのバックパスがそのままゴールに入るかと思われたが、ボールがポストに直撃。そのこぼれ球を拾ったG大阪につながれてカウンターのピンチ。左サイドを上がってきた藤春に決められて勝ち越しを許した。終了間際にはパトリックに追加点を決められ力尽きた。

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