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浦和“世紀の大失速”再び…後半逆転負けでV逃す

[ 2014年12月6日 17:25 ]

<浦和・名古屋>ガックリの浦和イレブン

J1最終節 浦和1―2名古屋

(12月6日 埼玉)
 J1リーグ戦は6日、積雪により中止となった新潟―柏戦(デンカS)を除く最終節(第34節)の8試合が行われ、前節首位から陥落した2位・浦和は11位・名古屋に1―2で痛恨の黒星。2006年以来8年ぶり2度目のリーグ制覇を逃した。

 首位・G大阪が白星を挙げれば優勝という条件で迎えた最終節。浦和は試合開始早々の前半2分、MF柏木からの左コーナーキックをファーにいたDF槙野がヘッド。バーに当たってゴールに吸い込まれ先制点。後半27分、名古屋は左コーナーからのこぼれ球を牟田がゴール右に押し込み、同点に追いついた。さらに後半44分、カウンターから永井が逆転ゴールを決めた。

 2位以下と勝ち点10差から2位に転落した“世紀の大失速”と言われた07年同様に今年も終盤に失速した。第32節、33節ではともに勝てば優勝が決まる可能性があったが、G大阪との直接対決に0―2で敗れると、鳥栖には白星寸前の後半ロスタイムに追いつかれて1―1のドローに終わり、首位から陥落していた。

 最終節のこの日も勝ち点で並ぶG大阪がドローに終わっただけに、浦和はリードを守り切れば逆転優勝だったが叶わず。勝負弱さを露呈し、“世紀の大失速”再来となった。

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