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大宮、クラブ初のJ2降格 清水は引き分けも残留決定

[ 2014年12月6日 17:24 ]

J1第34節

(12月6日)
 J1リーグ戦は6日、積雪により中止となった新潟―柏戦(デンカS)を除く最終節(第34節)の8試合が行われ、大宮のJ2降格が決まった。勝利が残留の絶対条件の大宮はホームでC大阪を2―0で下したが、残留を争っていた清水がホームで甲府と0―0で引き分けたため、勝ち点1及ばず05年J1昇格以来クラブ史上初のJ2降格となった。

 前節降格が決まったC大阪相手に開始から積極的に仕掛ける大宮は、前半5分DF中村の左クロスに、同17分にはFWムルジャの右クロスに、FWズラタンが飛び込むがいずれもゴールにはならなかった。さらに攻め込む大宮は同21分ついに先制。右サイドを突破したズラタンからの中央への折り返しに、MF金沢が右足でゴール左に叩き込んだ。

 前半を1点リードで折り返すと、大宮は後半5分に追加点を奪う。中盤でボールを奪ったMF橋本からパスをもらったズラタンが、裏に抜けたムルジャにスルーパス。GKとの1対1を制したムルジャが左足でゴール右に決めた。その後は両チームともに得点なく、大宮が2―0で勝利した。

 清水は引き分け以上で残留が決まる状況だったが、今季限りで退任が決まっている城福監督に勝利を捧げたい甲府に苦戦。GK櫛引の好セーブもあり、無失点に抑えたが、攻め手を欠き得点を奪うことができなかった。

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2014年12月6日のニュース