今大会限りで退任…滝川二・栫監督、有終の美誓う

　高校サッカー選手権大会に出場する近畿地区代表校の共同記者会見が５日、大阪市中央区のよみうりテレビで開かれた。

　２年連続出場の大阪代表の履正社は、昨年準々決勝で四日市中央工にＰＫ戦で敗退。平野監督は「（昨年は）３年生は２人だけだった。昨年のチームよりもバージョンアップして臨めると思います」と口にした。

　一方、兵庫代表、滝川二高の栫（かこい）監督は今大会限りでの退任を明言。４年前の大会を制した指揮官は「（兵庫県大会では）初戦から苦戦したので、“辞めるから全国に連れて行け”と催眠術をかけてみた。全国ではもう１回、かけないとアカンので、いま思案中です」と有終の美を誓った。